「気に入った賃貸物件を見つけたのは良いけれど、賃貸借契約を結ぶ際にどんな書類を用意したら良いかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸借契約を結ぶ際の必要書類の種類と注意点について解説します。
これから一人暮らしで賃貸物件へのお住まいを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしの部屋が決まったら?賃貸借契約の必要書類の種類を解説!
賃貸物件で一人暮らしをする場合、賃貸借契約を結ぶ必要があります。
賃貸借契約にはさまざまな種類の必要書類がありますが、不動産会社や大家さんによって提出を求められる書類には違いがあるのです。
提出を求められる可能性が高いのが、保険証や免許証といった身分証明書や、住民票です。
また、契約の際に認印ではなく実印の使用を求められる場合は、印鑑証明を提出しなければなりません。
このほか、家賃保証会社を通さない場合は、連帯保証人となってくれる方の住民票や承諾書などの書類が必要になることもあります。
また、不動産会社によっては借主の収入状況を確認するために、収入証明書の提出を求められる場合もあります。
会社員であれば源泉徴収票、自営業の場合は確定申告書を提出すれば収入証明書として受理されます。
賃貸物件で一人暮らしをしよう!賃貸借契約の必要書類の注意点とは?
一人暮らしを始める際に賃貸借契約を結ぶ場合、立場によってさまざまな注意点があります。
たとえば、収入を証明する書類の提出を求められた際、転職したての会社員の場合や内定が決まっているけれど入社前の新社会人の場合は、転職先の内定通知書を提出する必要があるのです。
また、収入を証明できる源泉徴収票などがない場合、転職先の企業に給与の額を教えてもらう必要があります。
さらに、無職で賃貸借契約を結びたいと考えた場合は、まとまった貯金が必要です。
まとまった貯金があるか確認する為に、通帳の提出を求められることがあります。
また、家賃が払えなくなったときのために、連帯保証人に関わる書類の提出と緊急連絡先を不動産会社に伝える必要があります。
このほか、学生や未成年での一人暮らしの場合、保護者が契約者となることを求められるケースもあります。
学生の場合は保護者の同意書が必要になるため、注意が必要です。